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eFootball™への情熱と未来への展望 Mayageka独占インタビュー TAIYORO INTERVIEW

2025-04-29
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世界の舞台で実力を証明し続けるeFootball™プレイヤー・Mayagekaさん。確かな技術と揺るがない情熱で、多くのファンと競技シーンを魅了してきました。今回は、Mayagekaさんに独占インタビューを敢行!これまでの歩みから、今後の展望までたっぷりとお聞きしました。

自己紹介をお願いいたします

ゲキサカeスポーツチーム所属のMayagekaです。 現在はeFootball™の配信活動を中心に、チームでの配信や動画投稿、大会への出場などを主な活動としています。 eスポーツチームとしての活動のおかげでソロではできないことにも挑戦させてもらっています。


eFootball™との出会いと第一印象

「ウイニングイレブン ファイブ」の時に初めてプレイしました。 おばあちゃんの家に遊びに行ったとき、いとこのお父さんが遊んでいたのを見て、一緒にプレイしたのが始まりです。 そのときに「サッカーゲームって面白いかも」と感じて、次のシリーズから自分でも買って遊ぶようになりました。 たしか2002年のワールドカップの頃だったと思うのですが当時は、選手の名前を覚えるだけでも楽しくて、そこからもう20年近く、ずっとこのシリーズをプレイしてきました。 高校までフィジカルスポーツのサッカーもやっていて、中学~専門学校時代はあまりゲームをやっていなかったんですが、社会人になってから再び時間ができて、また本格的にやり始めた感じです。

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世界チャンピオンになった後の日常の変化

最初に日本一になったときは、まだ「eスポーツ」って言葉が浸透していなかった時代でした。 大会に出て賞金をもらう、というモデルもなかったので、遊びの延長としての大会という印象が強かったです。 ほとんどの人が大会に勝つことで、「自分って強いんだ」って気持ちよくなる感覚が主だったと思います。僕自身もそんな感覚で参加していて、ゲームで日本一になったということを友人にさえあまり話していなかったので自分の中だけで1位を取ったぞという満足感が大きかったですね。


Esports Awards「スポーツゲームプレイヤー賞」受賞について

Esports Awardsに関してはアワードの影響力の大きさを感じました。 昔の友人から「お前、出てたぞ!」って連絡が来たり、僕のことを好きなストリーマーさんが配信で話題にしてくださったりして。 まさかそういった形で知ってもらえるとは思っていなかったので、驚きつつも嬉しかったです。

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eFootball™コミュニティに感じる“熱”と“可能性”

現在のeFootball™シーンを見ると、他のタイトルに比べて賞金規模などはやや落ち着いているように感じています。 ただその中でも、大会運営の中で選手個人にスポットを当てるような取り組みがもっと増えると、選手たちのモチベーションもより上がるのではないかと思います。 また、特に予選段階ではゲームで使える選手を自由に編成できるルールのため、選手層の厚さが勝敗を左右する場面もあります。 誰もが同じスタートラインで競えるような仕組みがあれば、より多くの人にとって魅力的な環境になると感じます。 上位プレイヤー同士では自然と交流が生まれて、情報交換も活発なのですがそれは競技レベルの向上には繋がる一方で、一部のプレイヤーにとっては壁を感じるかもしれません。 だからこそ、もっとオープンに交流できる雰囲気があれば、コミュニティ全体が活性化していく可能性があると思っています。


TAIYOROを知ったきっかけ・どのように活用できそうか

TAIYOROを知ったのは、実は今回のお話をいただいた時が初めてでした。 サイトを見てみて、「大会やイベントのスケジュールが一覧で見られる」というのは本当に便利だなと感じました。 他タイトルのイベントまで把握しきれないことが多いので、小規模なユーザー主催イベントまで網羅されているのはすごいと思います。

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ボンさんとのエピソード

自分すごい好きな人がいて、ストリートファイタープレイヤーのボンさんという方なんですが、昔すごくお世話になったことがあります。 自分がプロになるかならないかぐらいの時期に、フランスのイベントで偶然ご一緒しました。 当時eFootball™にはまだプロという文化がほとんどなく、他のジャンルのゲーマーとの関わりもなかった自分にとって、すでにトッププロゲーマーだったボンさんからプロとしての心構えや考え方について直接アドバイスをいただけたのは、非常に貴重な経験でした。 色々とお話をした際にその言葉がすっと入ってきて、『この人はすごいんだな』と感じたのを覚えています。


次世代プレイヤーへのアドバイス

とにかくやめずに続けてほしいですね。若いプレイヤーの皆さんには。 今は、僕の時代とは違って「続けた先に何があるか」がはっきり見えます。プロチームもあって、目標が具体的に設定しやすい時代になったと思います。 あともちろん「上手くなりたい」という気持ちもあると思いますが、最近はYouTubeで目立つことが目的という人も多いのですが、注目されるにはやはり大会で勝つのが一番早いと僕は思っています。 僕が若い頃は、どれだけ努力しても自分の居場所すらなかった。それが今では、自分の頑張り次第でどこまでも行ける世界になってきていると感じています。

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今後の動向を教えてください

2025年は、もっと自分のことを知ってもらう活動を増やすことが目標です。 SNSの発信も含めて、競技を知らない人たちにも届くような取り組みをしていきたいなと思っています。 長くeFootball™を見てくれている方々にはある程度知られていると思うんですが、今は新しい層のユーザーが増えてきていて、そこに届くようなアプローチが必要だと感じています。 競技選手としては、よりオープンな世界大会があればそこを目指したいですし、eJリーグも去年は4位でしたので、また代表として出場して、今度はしっかり勝ち切れるように頑張りたいです。 今後も、eFootball™シーンを盛り上げていけるよう努力していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!

Mayageka

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取材

TAIYORO編集部