ファン必見!UDI選手と一緒にeFootballを楽しむ方法

今回は、eFootball™シーンでプロゲーマーとして、そしてコンテンツクリエイターとして活躍中のUDI選手にインタビューを行いました。eFootball™との出会いから、クリエイターになるまで、そして未来への展望まで、UDI選手の魅力に迫ります。
自己紹介をお願いいたします
eFootball™というタイトルのプロゲーマー兼YouTubeでそのゲームの投稿をしているUDIです。元世界王者という肩書もありますが、普段はYouTubeでの活動とプロゲーマーとしての活動を両立させています。YouTubeチャンネル登録者数は7万人を超えていますが、まだまだこれからです。プロ選手兼コンテンツクリエイターが一番しっくりくるかと思います。
eFootball™を始めたきっかけ、選手からコンテンツクリエイターとしても活動したきっかけなど
eFootball™(当時はウイニングイレブン)を始めたのは、小さい頃からサッカーをやっていて、その延長線上にありました。練習終わりにみんなでウイイレをやるような、ごく普通の流れです。本格的にのめり込んだのは大学に入ってから。サッカーを辞めて時間に余裕ができ、プレステとソフトを買ってまたやり始めました。
YouTubeを始めたのは大学1年の終わりか2年の頃、本当にちょっとしたきっかけです。PlayStationに備わっているライブ配信機能をなんとなく使ってみたのが始まりでした。半年ほど経った頃、理由はよくわからないのですが急に視聴者が増え、Googleから口座番号を聞かれて、ゲームをしていただけでお金が振り込まれたんです。最初は数千円でしたが、ゲームをしているだけでお金がもらえるなんて、と衝撃を受けました。
バイトの頻度を減らしてYouTubeに時間を割くようになり、気づけば大学4年生。就職活動をしていなかったので、そのままYouTubeを続けることになりました。
選手として大会に出るようになったのは、2017年頃。友達と軽い気持ちでガチの大会に出てみたのがきっかけです。会場の熱気、ゲームに本気で取り組むプレイヤーたちの姿を見て、素直にかっこいいと感じました。
そこから1年くらいは負け続けましたが、ある大会で優勝できたことを皮切りに、いくつかの大会で結果を残せるようになり、eFootball™の競技シーンにのめり込んでいきました。
eスポーツを意識したというよりは、純粋にそのゲームで一番になりたいという気持ちが強かったですね。そして、一昨年には世界チャンピオンになることができました。
UDIさんにとって思うeFootball™の楽しみ方
僕自身、コレクション要素も好きなので、キャラクターを集めるのも楽しみの一つです。そういうコレクター心をくすぐる部分もeFootball™の魅力だと思います。
プレイヤーの皆さんには、まずフィジカルのサッカーを見ることから始めてみるのをおすすめします。海外サッカーはハードルが高いかもしれないので、日本代表戦やJリーグなど、身近なところからで構いません。サッカーの面白さを知ってからゲームをプレイすると、自分が監督になったつもりで1つの戦略を練る楽しさをより深く味わえるはずです。
UDIからみるeFootball™のコミュニティ
僕のYouTubeチャンネルの視聴者層は、やはり僕と同年代、20代後半から30代前半の方が多いですね。プラスマイナス5歳くらいが中心です。スマホゲームが主流の現代ですが、大人になって経済的に余裕ができ、家でじっくりゲームをしたいという層が、eFootball™のようなコンソールゲームを選んでくれているように感じます。
特に22歳から28歳くらい、そして子供が成長して自分の時間が持てるようになる35歳から45歳くらいの方々がコアユーザー層だと感じています。皆さん仕事をしていて経済的にも安定しているので、ガチャなども楽しんでくれているようです。
オフラインイベントなどで実際に会う方々も、やはり同年代か、少し年上の方が多い印象です。世界大会のような大きなイベントになると、もっと若い世代も来てくれますが、基本的には時間やお金に余裕のある方が多いですね。
ただ、2022年のワールドカップ以降、特に若い世代の新規ユーザーが増えた実感はあります。FortniteやApexのような対人ゲームをプレイしていた層が、eFootball™にも興味を持ってくれているようです。モバイル版はもちろんですが、プレステ版の人口も増えており、オンライン対戦もすぐにマッチングする状況なので、ユーザー数は少なくとも横ばいか、少しづつは増えてると思います。
2025年の世界大会に向けて意気込み
世界大会には過去2年連続で出場していますが、まずは出場権を獲得することが目標です。大きな目標を掲げるよりも、目の前の一つ一つのステップをクリアしていくことを大切にしています。もちろん、出場が決まれば優勝を目指しますが、まずはそこへたどり着くために全力を尽くします。ビッグマウスは苦手なので、謙虚に、コツコツと進んでいきたいです。
TAIYOROを知ったきっかけ・UDIさんがどのように活用しているか教えてください
TAIYOROについては、今回のお話をいただいて初めて知りました。ウェブサイトを拝見しましたが、様々なゲームの大会やイベントのスケジュールが一覧で見られるのは非常に便利だと感じます。特に、自分があまり詳しくない他のゲームタイトルの情報まで網羅されているのは素晴らしいですね。
eFootball™の大会情報は、意外と知られていないことが多いんです。いつ、どこで大会が開催されるのかを把握していないプレイヤーも少なくありません。そういった方々が、例えば「eFootball 大会」といったキーワードで検索した際に、TAIYOROのようなサイトが分かりやすく情報を提供してくれると、非常に助かると思います。
特に、あまり検索慣れしていない層にも届くような、検索ヒットしやすいサイト設計は重要だと感じます。
今後の動向を教えてください。
競技者としては、2025年の世界大会ですかね。もし優勝できたら、競技シーンからは引退してもいいかな、とさえ考えています。昨年は優勝を逃して悔しい思いをしたので、そのリベンジを果たしたいという気持ちが強いです。
もう一つの大きな目標は、YouTubeチャンネルの登録者数10万人達成です。現在7万人なので、あと3万人。この二つを達成できたら、本当にやり切ったと思ってあとは寝て過ごしたいですね、お腹空いたら起きてきます(笑)
もちろん、すぐに全てを辞めるわけじゃないです。ただ、今年で29歳になるので、そろそろ次のステップも考え始めています。eFootball™の界隈は、他の大きなゲームタイトルに比べるとまだ小さいかもしれません。その中で、これまで現状維持してきたんですけど、さらに上を目指すためには新しい挑戦も必要だと感じています。
まずは目の前の世界大会と、チャンネル登録者10万人という目標に向かって、日々活動を続けていきます。そして、eFootball™シーンを少しでも盛り上げていけるように努力していきたいです。
うでぃ/UDI
取材
TAIYORO編集部