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ブロスタが変えたわほっちの人生と競技シーンでの挑戦 TAIYORO INTERVIEW

ブロスタが変えたわほっちの人生と競技シーンでの挑戦 TAIYORO INTERVIEW

ブロスタの競技シーンで活躍する傍ら、人気コンテンツクリエイターとしても多くのファンに支持されるわほっち氏。 競技へのひたむきな姿勢と、配信で見せる気さくな人柄のギャップが彼の大きな魅力だ。今回は、そんなわほっち氏に独占インタビューを敢行。 ブロスタが彼

2025-06-26 16:00


ブロスタの競技シーンで活躍する傍ら、人気コンテンツクリエイターとしても多くのファンに支持されるわほっち氏。

競技へのひたむきな姿勢と、配信で見せる気さくな人柄のギャップが彼の大きな魅力だ。今回は、そんなわほっち氏に独占インタビューを敢行。

ブロスタが彼の人生に与えた影響から、競技シーンへの熱い想い、そして今後の展望まで、じっくりと語ってもらった。

自己紹介をお願いいたします

わほっちと申します。現在は「EffortResult」というチームにセミプロの形で所属しながら、競技活動とコンテンツクリエイターの活動を両立しています。

ブロスタを始めたきっかけ

もともと『クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)』をよくプレイしていて、ゲーム自体はとても好きでした。

ただ、昔からひとりでやるゲームよりも、誰かと協力してプレイしたり、対人で競う形式のほうが性に合っていたんです。クラロワは1対1の形式だったので、どこか物足りなさを感じる部分もありました。

そんなときに登場したのがブロスタ。3対3の対人戦で、しかもレート性もある。このゲームには、自分の好きな要素が詰まっていると感じて、学校の友達を誘って一緒にプレイし始めました。

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人生を変えたゲーム「ブロスタ」

ブロスタは、自分の人生を大きく変えてくれた存在だと思っています。もともと学生時代は引っ込み思案で、人前に出るのが苦手な性格でした。

授業中に手を挙げて質問するなんてこともなく、小学校からの親友以外とはあまり深い関係を築けなかったほどです。失敗を恐れて行動できない。そんな性格が、20年近く続いていたと思います。

でも、ブロスタの活動を通じて、「目立ちたい」「活躍したい」と思うようになり、少しずつ考え方が変わっていきました。自発的に動くことが増え、以前の自分からは想像もできないような前向きな変化があったんです。

それまでは、敷かれたレールの上をただ歩くような感覚で生きていましたが、今では「後悔しないようにチャレンジしたい」と思えるようになりました。

ブロスタは、ただのゲームではなく、自分の人生を前向きな方向へと導いてくれた特別な存在です。

競技と配信、二足の草鞋を履く理由

YouTubeを始めたのは、当時のブロスタ競技界隈において、プレイヤー自身がコンテンツを発信している例がほとんどなかったからです。

やぴまるさんやyamadaさん、米将軍さんといった方々が界隈を牽引していましたが、競技勢の素顔がなかなか見えない状況でした。

さらに、ガチ勢向けの解説動画も少ないと感じていて、「プロシーンを盛り上げるなら、競技勢の発信は不可欠だ」と考えるようになりました。だったら自分がやろうと決めて、動画投稿を始めたのがきっかけです。 コンテンツを本格的に発信し始めたタイミングとしては、コミュニティの中では比較的早かったと思います。

配信では、視聴者のコメントをできるだけ拾うことを意識しています。試合が落ち着いているタイミングやデスした瞬間などに目を通して、リアルタイムで反応するようにしています。

たまにコメントに気を取られてプレイが乱れることもありますが(笑)、そこも含めて自分らしさかなと思っています。

超上手いプレイヤーと同じスタイルではなく、自分はもっと視聴者に寄り添う形の配信スタイルのほうが性に合っていると感じています。

ゲーム自体も楽しいですが、やっぱり「勝つこと」が何より楽しい。そのために努力する過程も含めて、ゲームの醍醐味だと思っています。

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わほっちが見るブロスタコミュニティの“今”と“未来”

最近では、今回の取材をはじめ、多くの方がブロスタのために動いてくれていると感じています。公式からもゲームが盛況といった話を耳にしますし、実際にプレイヤー数が増えている実感もあります。

特に若年層のプレイヤーが増えてきていて、そういった世代を導くトップ層やコンテンツクリエイターの役割は、これまで以上に重要だと思います。

今年は「STAGE:0」でブロスタ部門が追加されたり、オフライン大会やイベントも大幅に増加しました。ファンが好きな選手に直接会える機会や、自らが活躍できる場が増えるというのは、本当に素晴らしいことです。

こうした流れを活かすも殺すも、最終的にはコミュニティを牽引する人たち次第。その役割をしっかりと果たしていきたいと思っています。

TAIYOROを知ったきっかけ・どのように活用できそうか

今回のお話をいただいて、初めてTAIYOROを知りました。サイトを拝見させてもらいましたが、正直なところ、eスポーツが好きでもそこまで深く追えていないライト層のファンって意外と多いと思うんです。

そういった人たちにとって、大会情報を見つけるのって意外と難しかったりします。その点、TAIYOROのようなプラットフォームはすごく便利だなと感じました。好きなタイトルを検索するだけで、大会日程や結果が一目で確認できるのは大きな魅力です。

また、個人的にUI(ユーザーインターフェース)がとても良いと感じました。たとえば、大会結果の表示画面でチームロゴが流れていく演出など、視覚的にワクワクするポイントが随所にあるんですよね。

自分でも動画編集やサムネイル制作をしているので、そうしたデザインへの工夫にはとても共感しました。

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今後の動向について

これまでの活動は今後も継続していく予定ですが、特に競技活動にさらに力を入れたいと考えています。

ブロスタの盛り上がりに伴って、自分の存在を最近知ってくれた方も増えていると思うので、もう一度しっかりと大会で結果を出したいという気持ちが強まっています。

かつてはトッププレイヤーと呼ばれる立場にいたという自負もありますが、最近はその姿をあまり見せられていません。 だからこそ、再びファンの前でプレイする姿を届けたいんです。

普段の配信のノリもあり、「わほっちが好き」と胸を張って言ってもらえる機会は、もしかしたら少ないかもしれません。

けれど、明確な実績を残すことで、「選手として好きだ」と言ってもらえるような存在になりたいと思っています。

そして、「わほっちを応援していてよかった」と心から感じてもらえるよう、これからも一歩一歩前進していきたいです。

わほっち氏の公式アカウント

取材: TAIYORO編集部