eFootball™公式大会解説者ひゅーが氏が語る!eFootball 2025で注目すべき選手とコミュニティの盛り上がり TAIYORO INTERVIEW

eFootball™公式大会解説者であり、人気コンテンツクリエイターのひゅーが氏。その軽快なトークと的確な解説は多くのファンを魅了しています。今回は、eFootball™との出会いから実況解説の流儀、今後の展望まで伺いました。
自己紹介をお願いいたします
ひゅーがです。普段はeFootball™の公式大会の解説やYouTubeでの配信活動をメインに、eスポーツ高等学院でイベント管理や広報といった裏方の仕事もしています。肩書きで言うとeFootball™公式大会解説者兼コンテンツクリエイターといったところでしょうか。YouTubeでは毎週更新されるガチャを引いて解説などを行っています。
以前所属した東京ヴェルディeスポーツチームは退団してますが、ヴェルディは好きなのでeJリーグでは引き続きヴェルディ代表として出場しています。
eFootball™(ウイニングイレブン)を始めたきっかけ
幼少期からサッカーをしていた流れでウイニングイレブンをプレイしていました。中学高校時代は部活もあって離れていましたが、大学で友人とプレイした際に全然負けなくて、「自分ってちょっと強いのかも」と感じてました。その後、友人が勝つためにYouTubeで解説動画を見始めたことで、解説動画の世界があることを知り、オンライン対戦の存在を知り、ほどなくしてオンライン対戦も始めました。
オンラインで対戦した相手が配信をしていたのがきっかけで大学四年生の時に配信を始めました。実はその対戦相手が後に国体ウイイレ初代チャンピオンになるゴラゾーさんだったんですよ。失礼ながら当時は「この人でもできるなら」と思い、配信を始めました。笑 するとコアなファンの方々から大会出場を勧められ、競技シーンにも足を踏み入れました。
実況解説視点からみるeFootball™の楽しみ方、心掛けなど
プレイする上ではサッカー経験者は、攻め方や守備の優先順位など、実際のサッカーと共通する考え方を活かして楽しめると思います。 サッカー未経験者の方には、まず無料で携帯でもできる手軽さを伝えたいですね。そして経験者が一緒にプレイするのが一番です。3対3のCO-OPモードでワイワイ楽しみながら操作やルールを覚えていくのが良いと思っています。困ったら僕の配信に来てくれれば一緒にプレイしますよ。 解説で意識しているのは、プロが使う技や専門用語を、特にサッカーファンだがゲームはあまりしない層にも分かるように一般的な言葉で伝えることです。eJリーグのようにサッカーファンが見る可能性が高い大会ではサッカー用語は使いますが、ゲーム内用語は避けます。逆に日本代表決定戦などコアなファンが多い場合は専門的な用語も使います。視聴者層に応じた言葉選びを心がけています。
解説スタイルとしては、起きた事象をなぞるだけでなく、「なぜこれが起きたか」を伝えるようにしています。「こういう理由でこうなりました」と原因と結果を交え、試合を盛り上げることを意識しています。
ひゅーがさんが選ぶeFootball™ベストシーン
ベストシーンは2019年茨城国体のウイニングイレブンです。3対3のCO-OPモードで行われた大会で、決勝が茨城チーム同士の対決でした。相手チームに3-0でリードされましたが、そこから4-3に逆転勝利した試合です。47都道府県の代表が集まる唯一の大会で、その熱気はすごかった。あれを超える大会はまだないと思っています。
もう一つは昨年、日本人選手が連続で世界大会優勝を果たしたことです。うでぃ選手とmayageka選手の活躍はすごかったです。特に昨年の決勝がmayageka選手とAx選手だったのは複雑でした。mayageka選手とは仲が良いですし、Ax選手はかつてのチームメイト。どちらが勝っても嬉しく、どちらかの敗北を見るのは辛いという気持ちで観戦しました。現地で見た非常に面白い試合で強く印象に残っています。
2025年注目の選手と見どころ
注目選手は、うでぃ選手、mayageka選手に続き、Ax選手に世界一になってほしいです。彼は他のプレイヤーに真似できない独創的なテクニックを見せるプレイヤーで、見ていて面白い。僕自身も真似したくなるようなプレーをします。 大会の見どころは、世界大会で日本人が2連覇し今年も日本開催なので次の勝者が誰になるのかですね。しかし世界ではインドネシア勢が強く、ワールドカップも優勝しています。コナミ公式大会でもインドネシアの参加者は脅威だと思いますし、それを日本代表がはねのけるか、他の国が台頭するかに注目です。
正直なところ日本開催では当然日本人選手に勝ってほしいですが、以前から日本人選手が勝ち続けており、オフラインの日本開催でも連続で世界チャンピオンが出ています。これは国体でも見られた現象で、少しマンネリ感が出ていました。一度違う国に優勝してもらい、日本全体で「来年こそは」と一致団結するのも面白いかもしれません。
TAIYOROを知ったきっかけ・ひゅーがさんがどのように活用しているか教えてください
TAIYOROは大学の同級生に教えてもらいました。eスポーツ高等学院に勤めているので、様々な関わりができるかなと思っています。例えば生徒にイベントを周知する際に活用したり、学校で開催するストリートファイター6のイベントなどの情報を発信したりと、連携できそうな部分があると感じています。Discord Botでイベント通知が来る機能も便利そうですね。
今後の動向を教えてください。
今後は、eFootball™の公式大会解説者、そしてシーンを盛り上げる「面白い人」としてのポジションを突き詰めていきたいです。一方でなめられすぎるのも好きではないので、大会で一つ成績を残したいというのも今年の目標です。 コンテンツ作りは無理しないことが大事。頻度も編集も、自分が楽しむことを第一にしています。自分が楽しくなくなったら終わりですから。活動の中心は解説で、あとはガチャを引くこと。プレイ動画も上げますが、「ダブルタッチ講座」のような数年前の動画が今でも伸びていて、それで知ってくれる人も多いです。そのギャップで登録を外す人もいるかもしれませんが。笑
これからも応援よろしくお願いいたします。
ひゅーがさん
取材
TAIYORO編集部